先週は色々ありましたが、ようやくKさんとの旅行のお話です。
前回の旅行同様、Kさんの出張に同伴するパターン。
「同伴」と言うと、まるでホステスさんみたいだな…なんていつも思います😅
今回の行き先は大阪、1泊2日の行程です。
Kさんは1日目お昼から仕事で夜も会食があるので、私は午後からフリータイム。
夜は関西在住の友人と飲みに行く予定を入れたので、それまで一人時間を思う存分楽しもうと思います。
前日同居人とバトルをした私。
結局全然寝付けなかった。
Kさんとの待ち合わせは中央駅で7:30、そのままKさんの車で空港へ向かう予定。
週末が絡む日程で車が使えないから、家を6:30前には出ないといけない。
5:30に起きて用意をする予定だったけど、眠りが浅くて4:30には起きてしまった。
二度寝したら起きれる自信がないので、そのまま起きることにした。
睡眠時間は約3時間…最近望んでいないのにショートスリーパー。
少しでも顔が回復できるように、お風呂に入ってパックして…念入りにメイクをする。
だけど、どうやっても目の下のクマが隠せない。
仕方がないのでマスクをして少しでも顔を隠すことにした。
10日ぶりに会うKさんは少し疲れ顔。
前回の旅行の時は心底嬉しそうだったけど、慣れてきちゃったのかな。
睡眠不足の私もなかなかテンションが上げられない。
沈黙とまではいかないけど、会話が少ない車の中。
決して気まずいわけじゃなくて、恋愛初期の気持ちが落ち着いてきた感じ。
Kさんと出会ってから2ヶ月半、会うのは今回で9回目だからそんなもんかな。
当初のように会うだけでドキドキすることはないけど、顔を見ると安心する…そんな関係になってきたような気がしています。
空港に着くと急にソワソワしだすKさん。
一応出張だから、女性といるところを誰かに見られたらと心配しているらしい。
調停中とはいえ既婚者のKさん、私は離れて歩いても全然構わない。
Kさんにいつもそう伝えるんだけど気を遣ってくれているのか、ちゃんと隣を歩いてくれる。
出張の多いKさんはANAのスーパーフライヤーズ会員、ラウンジも同行者まで無料で使えるクラスの人です。
ちゃんと働いていた頃、旅行にハマっていた一時だけJALのクリスタル会員になったことがある私。
ラウンジ利用に目を輝かせることはないけど、Kさんってやっぱりハイクラスの人なんだと実感する。
普段おちゃらけているKさん、車だって持ち物だってそこまでザ・金持ち!って感じじゃない。
そこが好きなんだけどね笑
普通に生活してたら出会うことのない部類の人なんだよな…改めて思った。
伊丹空港に10時過ぎに到着。
人目を気にしなくていいからか、テンション上昇のKさん。
エセ関西弁を使いながら、いつもの饒舌っぷりが出てきた。
ご機嫌な時のKさんは本当に楽しそうで、すぐに私のお尻を触ってくる。
ただのエロオヤジですね笑
恋愛遍歴編で少しだけ触れましたが、私は以前伊丹に住んでいたことがあります。
当時のお気に入りのカフェに行きたい、今回大阪行きが決まってからずっと思っていました。
まだ時間があるKさんも一緒に行くとのこと。
空港から割と近くなので、タクシーで向かいました。
ヒロコーヒー 伊丹いながわ店
素敵な建物で、テラス席からは空港が見える川沿いのお店です。
モーニングがお得で、コーヒーはもちろんケーキも美味しい☺️
何より15年以上経っているのに、まだお店がちゃんとあることが嬉しかった。
しかもKさんと来ているなんて変な感じ。
モーニングを食べながら飛行機を見て、二人でのんびり。
Kさんは「まるで休日みたい。午後から仕事行くのやめちゃおっかな。」なんて言ってる。
そのままつい長居しちゃいそうだったので、ひとまずお店を出て梅田に向かうことにした。
電車に揺られて20分、梅田に到着。
まだ12時前、一旦ホテルに荷物を預けて二人で街をブラブラ。
この後仕事のくせに「昼飲みがしたい」と言い出すKさん。
今日は会議じゃなくて式典だから座っているだけでいいらしい。
私も昼飲みは大好きです☺️
Kさんは本当に飲んじゃって大丈夫なのかな?と思ったけど、本人がそう言ってるからいいんだろう。
ランチ営業の適当な居酒屋に入って、早速飲むことにする。
串カツを食べながらいつものペースで飲んでいくKさん、「同居人の彼とは大丈夫?夜は寝れてる?」と聞いてきた。
いつも同居人のことはあまり聞いてこないのに珍しい、昨晩の同居人とのバトルについて話してみることにした。
一通り話終わると、Kさんは「彼はやっぱり執着してるよね。まがりん(私)はもう本当になんとも思ってないの?」と。
私は「執着してるのかは分からないけど、情のかけらすらないよ。とにかく早く引っ越ししないとこっちが持たない。」と伝えた。
「そう…ひとまずは車の問題だね。車種は何でもいいの?」とKさん。
私が「乗れれば本当に何でもいい。」と伝えると、突然どこかに電話を掛け出したKさん。
どうやら車のことで電話をしてくれているみたい。
電話が終わって、「中古だけど手配したから、後で詳細送るから確認して。」とKさんに言われた。
「話が全く見えないけど…車を手配してくれたってこと?」と聞いてみる。
「少しでも問題を減らしていきたいでしょ。少し時間はかかるかもしれないけど、車の問題はもう解決できるから安心して。何台か後で写真を送るからその中から好きなの選んでね。」とサラリと言われた。
えっと…お金はどうすればいいんだろう…と思った。
いつもならここでつい「お金は払うから💦」と言っちゃう自分…だけどパパ活だし、ここは素直に甘えていいんじゃないかと頭の中で計算した。
「本当にいいの?助かるよー!本当ありがとう!」と笑顔で返してみた。
安心した私を見て満足そうなKさん。
そうか…パパ活とはこうゆうことなんだな。
与える側と与えられる側がいて成立する。
甘いことは言ってられない現状だけど、どんどんずる賢くなっていくなぁ…と思って少しだけへこんだ。
そろそろ式典に向かう時間のKさん、既にほろ酔いでニコニコ顔。
「もう行くのやめようかな。まがりんとこのまま出かけたい。」と何度も言う。
「ちゃんと行かないとダメでしょー笑 頑張って〜!」と言ってお店を出ようとする。
お会計のレジ前で、「トイレ行ってくるから支払いしておいてくれる?現金でいいから、領収書もらっておいて。」と言ってお財布を渡された。
支払おうとしてお財布を開いたら…驚いた💦
一万円札がいっぱい…ちゃんと束になっていて推定だけど50万くらい入っていた。
カードもゴールドかブラックのみ。
Kさんって本当にお金持ちなんだな…。
思わず格差を感じて、呆然としていたらKさんが帰ってきた。
「ごめんごめん。ありがとう。領収書もらってくれた?」といつも通りのKさん。
「うん。もらったよー。こちらこそご馳走様!」と言ってお財布と領収書を渡した。
お金がいっぱい入ってて驚いたことを言おうか迷ったけど、じっくり見たと思われても嫌だったから黙っておくことにした。
Kさんを見送って、ようやく一人の時間になった。
ホテルのチェックインまではまだ少し時間がある。
ウロウロしようと思ってたけど、眠気MAXで動くのがダルい。
ちょうど切れそうな化粧品を購入したり、夜行く予定のお店を下見したり。
カフェでお茶を飲んで時間を潰して、ようやくチェックイン時間になったのでホテルへ向かう。
部屋はシンプルなツインだけど、駅直結で便がいいところ。
そこまで高級ではないけどシティホテルの分類。
Kさんは今回式典に招待された側なので、本当はホテルも相手が用意してくれていたそう。
だけど私一緒に来ることになったから、二人の部屋をわざわざ別に予約してくれた。
お金持ちのKさんだから痛くも痒くもないのかもしれない。
でも嬉しいしありがたいと思う。
今日はいつもより、やけにKさんとの格差を感じる日。
ベットに横になりながら、ふとKさんの奥さんのことを考えた。
Kさんは離婚調停中だけど、奥さんがなかなか応じないって言ってた。
本当に調停中なのかは未だに疑っている私。
会社を1つ渡して、今後生活に困らない収入が奥さんに毎月入るような条件を出しているらしい。
調停の話が本当だったとしても…奥さんが応じない理由が少しわかる気がした。
今までどんな生活をしてきてる人なのか、あくまで想像だけど多少なりとも贅沢な生活を送ってきたんじゃないかな。
毎月の安定した収入は魅力的、でも使えるお金の上限が決まってしまう。
だったら夫婦としては上手くいってなくても、結婚生活は続けていたほうがメリットは大きい。
きっと今まで通りの生活を変えたくないんじゃないかな。
あくまで私の勝手な想像です。
Kさんから聞いた離婚理由は、大まかに「価値観の違い」だった。
あまり深く聞いちゃいけない気がして、詳細を聞いたのは最初の顔合わせの時くらい。
Kさんの話してくれた内容を鵜呑みにすれば、確かに奥さんとKさんは合わない。
初対面の他人からしても、なんで結婚したの?と思わず聞いちゃうくらい。
Kさんは誤魔化してたけど、娘さんの年齢から推測すると多分できちゃった婚だったんだろうと今はわかる。
2回目以降は娘さんの話は聞くけど、奥さんの話は敢えて避けている自分がいる。
Kさんも気を遣っているのか話したくないのか、あまり家族の話はしない。
本当は聞いてみたい、けどやっぱり怖くて聞けない…。
聞いた時の反応で、Kさんの本気度がわかってしまうことが怖いんだ。
今後Kさんとはどうなっていくんだろう…。
今は引越しのことで頭がいっぱいだけど、引っ越しが落ち着いたら?
私はどうしたいんだろう…。
眠たい頭でそんなことを考えていたら、いつの間にか眠ってしまった。