想定していなかった展開ですが、Nくん編の始まりです笑
Nくんはパパ活女子に対して軽蔑せず接してくれる貴重な人。
今一番私の中で、本音が言える相手です。
散々リスケされて、今回は3回目の約束の日。
果たして3度目の正直になるのか…。
当日私はWEBの打ち合わせが市内であったので、早めに到着してホテルにチェックインしていました。
もし今回Nくんにドタキャン、バックレされてもホテルの部屋がある。
打ち合わせがあったからPCも持ってきてるし、家と同じ環境で一晩過ごすことができる。
この安心感…大事です。
ひたすら待ちぼうけを喰らって、がっかりしたまま電車で家に帰るなんて辛すぎる。
なぜホテルに泊まるかと言うと、翌朝友達が東京から鹿児島に来るんです。
早朝に空港まで車で迎えに行って、その後鹿児島観光をする予定。
今日家に帰って再び明日の早朝に家を出るより、泊まって市内から向かう方が効率がいい。
ただそれだけの理由ですが、ホテルを予約したのは気持ちの面でも正解だったと思います。
待ち合わせは17時に天文館。
心配だったので、打ち合わせが終わった後ラインを送っておきました。
一応返信はあったから多分来る…のかな?笑
待ち合わせ場所に少し早めに着いたけど、それらしき人は見当たらない。
17時ちょうどになったタイミングで電話をしてみると、ちゃんと出てくれました。
「ごめん!時間を見るの忘れてブラブラしちゃった。すぐ向かいます💦」とのこと。
数分後にNくんらしき人が現れました。
「初めまして。まがりんです。」とご挨拶。
Nくんは申告通りで背も高い。
想像より、顔は濃いめで少しぽっちゃりさんだった。
正直なところ、パパ活じゃないから見た目はどうでもいい。
セックスするわけじゃないからね笑
平日だけどGW中だから、念の為お店を予約していた私たち。
予約の時間まではまだ少し時間がある。
Nくんは緊張気味だったので、リラックスを兼ねて立ち飲みで1杯飲もうという話になりました。
向かったのはKさんとよく来てる立ち飲み屋さんです笑
Kさんのおかげで、天文館の居酒屋に詳しくなった私。
万が一Kさんと鉢合わせした時のために、Nくんには「WEBの取引先で最近仲良くなった人」という設定を伝えてあります。
KさんにもNくんと飲むことは伝えてあるので、鉢合わせしても問題ない。
パパ活を始めてから、強かでズル賢くなりました笑
立ち飲み屋さんに着いて、ビールで乾杯。
Nくんは「人見知りだけど、お酒入れば大丈夫。」とのこと。
私はNくんと散々やり取りしてきたから、初めて会った気が全くしなかった。
散々リスケされたことを少し責めてみると、Nくんは苦笑いしながら色々と説明してくれた。
既に電話で数回話してるし、私のパパ活、同居人のこともNくんはほぼ知ってる。
「今日はNくんの話がメインだからね!」と言うと、Nくんは「自分のことを話すのは苦手だけど…覚悟しておきます。」だって。
そろそろ予約してるお店に向かう時間になったので、立ち飲み屋さんを出ました。
今回のお店は…
事前に私が検索して選んだお店。
Nくんがご馳走してくれるとのことだったので、あまりお高くないところをチョイスしました笑
店内は想像以上にシックで雰囲気があっていい感じでした。
2名なので席はカウンター。
割とカウンター好きの私、テーブルよりも距離が近いから話しやすいし、店員さんが調理している姿を見るのも楽しい。
焼き鳥と鳥刺しがおすすめとのことなので、早速オーダーすると盛り合わせの焼き鳥を選ばせてくれました。
焼き鳥は絶妙な塩加減でとても美味しい、鳥刺しも新鮮でした。
店員さんも皆さん優しい素敵なお店、チョイスは正解だったようです。
私はお酒好きでペースも割と早い方なので、Nくん大丈夫かな?と心配していましたが懸念でした。
Nくんもかなりハイペース、しかも飲兵衛です笑
お互い日本酒とワインが好きなことは事前に話していたので、最初の乾杯ビール以降は日本酒を飲むことにしました。
関西出身のNくん、数年前に出張で鹿児島に来たけど未だに馴染めないとのこと。
都市部と地方の違い、鹿児島県民の県民性など話は尽きない。
さらにNくんの離婚話やその後の恋愛話などを聞きながら、おつまみもそこそこにどんどんお酒が進む私たち。
日本酒小瓶2本をあっという間に空けて、次はワインをボトルで頼みました。
友達?みたいなNくんは年齢も近いから、パパ活の時のように頭で考えながら会話をしなくていい相手。
思っていること、感じたことをそのまま伝えられるってすごく楽。
本当に楽しい時間でした。
ボトルワイン2本目を頼んだところまでは記憶がある…。
ふと気づけば私のホテルの部屋で、Nくんと戯れていた。
遠くから自分を見ているような感覚。
私はちゃんと起きてNくんとしてるはずのに、意識だけ外に放り出された感じ。
なんでこうなっているんだっけ…?
全然思い出せなかった。
ことを済ませた二人は速やかに解散。
この辺りで、ようやく自分の体と意識が一致した感覚だった。
すごく頭が痛くて、なぜか股も痛い。
セックスしたのはわかるけど、股が痛いって何…?
去り際のNくんの表情は気まずそうではなかった。
明日何が起きたか確認しても、多分大丈夫だろう…。
それにしても、なんでやっちゃったんだろう。
楽しかったから?ワンナイト?
ここまで記憶がないのは20代の頃以来。
ホテルの部屋でやったってことは私が誘ったのかな…。
Nくんはどちらかと言えば、本来は真面目なタイプ。
私は…パパ活するくらいだし、決して真面目なタイプではありません。
やってしまった感…半端ないな。
翌日は朝から友人を空港に迎えに行かなくてはならない。
酔っ払いの頭でぐちゃぐちゃ考えてたけど、今するべきことは早く寝ることだ。
明日Nくんに確認すれば、全てわかること。
開き直ってさっさと寝ることにした。