最近パパ活は小休止中の私です。
パパ活ネタがないとなると、書けることは自分のことのみ。
今回は、恋愛遍歴6の続きを書いていこうと思います。
30歳 〜新しい生活〜
久々の恋の予感??
前回、前職の後輩(Nくん)よりデート?の誘いを受けました。
早々にNくんから日程調整の連絡が来て、2人で出かけることが決定。
Nくんは大型二輪の免許を持ってる程のバイク好きで、近場をバイクで出かけようとのこと。
私、バイクの後ろに乗ったことありません。
密着しそうだし、どうしよう…。
でも気心知れたNくんだし、久々の異性とのお出かけ。
楽しんだっていいんじゃないかな…そう思いOKすることにした。
「想像以上に冷えるから、暖かくして来てくださいね!」とNくんは嬉しそうでした。
お出かけ当日、私の家までNくんは迎えに来てくれました。
バイクに全然興味がない私ですが、大型バイクって想像以上に大きい💦
早速ヘルメットを渡されたけど、付け方がわからない笑
困っていると、Nくんがさりげなくベルトを着けてくれました。
普段より距離が近くて恥ずかしい…😅
いざ乗ってみると、目線が高くてなんだか気持ちいい。
手はどうしたらいいんだろう…。
「後ろに掴まるところがあるけど、慣れるまで不安だったら自分に掴まってください。」とNくん。
ちょっと抵抗?緊張するけど、不安なので素直にNくんの腰に掴まることにした。
いざ!出発!!
Nくんはゆっくりと出発してくれたけど、加速するにつれて風速がすごい。
まるで安全ベルトなしのジェットコースター。
感情表現があまり得意ではない私ですが、思わず「うわー」とか「きゃー」と悲鳴が思わず出ちゃう。
右左折、カーブ…曲がる時が怖い!倒れないのかな?と心配になってしまう。
後ろのバーに掴まる余裕なんて一切なくて、Nくんの腰にしがみつく。
どこ行くかを聞いてなかったけど、聞く余裕は一切ありません。
Nくんは手慣れた運転でどんどん進んでいく。
目が回るような感覚のまま、ようやく着いたところは近場のダム湖でした。
バイクを降りた私はもうボロボロ。
風で目はしょぼしょぼ、多分メイクも落ちているだろう。
地面に足を付けるとホッと一安心、思わず近くの縁石に座り込んだ。
Nくんは「大丈夫ですか?寒くない?」と心配してくれた。
「何とか生きてる。バイクってすごいね…。」と余裕のない私。
「まがりんさん(私)、めっちゃ叫んでましたね笑」としたり顔のNくん。
悔しいけど、「怖かったんだもん。初めてなんだから仕方ないじゃないー!」と返す。
Nくんは「ごめんごめん。いつも冷静なまがりんさんだからつい…笑」だって💦
そのまま2人で付近を散歩しました。
百貨店のこと、私の新しい仕事のこと、Nくんの以前の恋愛のことを色々と話します。
Nくんは元後輩だし旦那のことも全て知っているので、気兼ねもなく全てを話せる相手。
一緒にいてすごく楽だったので、素直に「Nくんと居ると本当に楽。」と伝えました。
「それは良かった。俺はまがりんさんのこと好きだけどねー。」とサラッと返してくるNくん。
思わず「ん??」と聞き返す私。
「そのままの意味だよ、もちろん異性として。気づいてるのかと思ってた。」とNくん。
私は何と言っていいかわからず、「気づいているようないないような…だったけど。」と。
「白状すると最初からいいなと思ってたよ。いつも優しく教えてくれて、後輩だけど対等に扱ってくれたし。でも結婚してたから考えないようにしてたけど、いつも気にかけちゃう自分がいてさ💦」とNくんは言う。
続けて「今だから言える話だけど、旦那さんの件で急にまがりんさんの様子が変わったから、心配になって思わず声かけちゃったんだ。迷惑だったらごめんね。」とのこと。
返す言葉が見つからない。
素直に嬉しい気持ちは大きいけど、少し困惑している自分。
彼は私のこと好きなんじゃ?とは薄々勘付いていた。
私も彼に好意は持っている…だから今日も楽しみだった。
でもそれは異性として?友達感覚??
今すぐに回答はできなかった。
「今はまだビックリしてる気持ちが大きいから、少し考えさせてもらってもいいかな?」
と伝えた。
Nくんは「もちろんです。色々あったし落ち着いたらでいいですよ。ただ男として見られてないなと思ってたので、一応伝えたかっただけだから。」と。
帰り道、彼の腰に掴まることに少し気が引けた。
もう慣れたと思って最初は後ろのバーに掴まってみたけど、やっぱり怖くて無理だった💦
結局、Nくんの腰に掴まりながら帰ってきました。
私の家の前に到着。
Nくんは「また2人で出かけたい」と言ってくれた。
私はまだ不確かな想いを心の中に潜め、予定を確認する。
次のデート?の日程がサラッと決まって、Nくんにお礼を言って家に入る。
家に帰り着いて、Nくんのことを考えてみた。
ずっと後輩として見てたから、まだ「好き」とは思えない。
彼とキスをしたり、その先の想像がつかなかった。
だけど本当に優しい人だ。
旦那のことがあってから、あまり人を信用することができない私。
人に対して裏があるのかな?と常に考えてしまう。
おそらくNくんには裏がない。
新たな人生を踏み出すには、信頼できるNくんはアリだと思う。
Nくんは一緒にいて本当に楽だし、何となくウマが合う。
話すタイミングとか、考え方とか。
とりあえず次のお出かけの時に、また考えよう。
Nくんとの2回目のお出かけはドライブ。
色々話したいという私の意見を汲み取って、Nくんが提案してくれたことです。
Nくんのことを散々考え、でも嫌な感情はなかった私。
Nくんに「まだ好きと言える感情はないけど、お互い知っていけたらと思ってるよ。」と伝えました。
Nくんは嬉しそうに私の手を握ってくる。
「じゃあ俺頑張ります!笑」とのこと。
握られた手は少し汗ばんでいたけど、可愛くて嫌じゃなかった。
思わず握り返すと、倍以上の力でギュッとされる。
そんなことでお互い顔を見合わせて微笑む。
久々に幸せな時間。
こんな関係が続けばいいな…と思いました。
新しい仕事
恋愛遍歴なのに仕事の話は違うかなと思いますが、書かないと状況が伝わらない💦
なので…一応書いておきます。
私が再就職した先は飲食店です。
和食懐石のコース料理がメインのお店で、一番安いコースでも4.000円。
その次のコースは7.000円、9.000円と割と高級なお店です。
従業員は基本的に着物着用。
個室が売りで宴会場もある、席数170名入る大型店です。
私はフロント所属で業務内容は、主にお客さまのご案内とお会計がメイン。
それに電話受付と予約管理です。
混雑時は時間ごとにお客さまを入れ替える「回転」をするので、清掃係にインカムで指示を出すという司令塔。
通し営業なので土日は2時間制を用いて、最終20時入店まで1日MAXで4回転できるこのお店。
入社してすぐに、フロントの長として現場を回せと言われました。
フロント社員はほとんど20代前半の若い子。
年齢と経験を考慮してのことだと思いますが、慣れない中司令塔になるのは厳しい現実。
私が勤めていたお店は住宅街にあったので、子供のお祝いの行事の時が繁忙期。
七五三に初節句、入学や卒業祝いなどが多く、はたまた接待や結婚の顔合わせにも、よく利用されていました。
そんなお店ですが、飲食店でよくある「みなし残業」が給料に組み込まれているという給与形態。
一応ボーナスはあるけど、給与は決して高くありません。
サービス業の飲食店あるあるです。
月8日の休日は取れるけど、土日は冠婚葬祭などのよっぽどの理由がないと休みはもらえない。
入社直後は着物に着替える時間も踏まえ、出勤の30分前には出社する。
営業時間中は高級な見た目に反して、バックヤードは皆駆け回ってバタバタ。
私はフロント所属でしたが、忙しい時はホールの仕事も手伝わざるをおえない。
そのため、次の日のための準備すらできない。
ようやく営業が終わって自分の仕事ができる始末。
「みなし残業」なので残業代は出ないことは承知。
でも今やっておかないと明日死ぬ…。
そんな想いで、終電間際まで残って段取りをする。
帰宅する時には、疲弊し切っていた日々を送っていました。
ここに就職したことを後悔する暇すら無く、家に帰るとバタンキューとその言葉通りでした。
休みの日は家の掃除と洗濯に加えて、まとめて料理をし、次の休みまで生活できるようにストックしておく。
休みの日は少しでも寝たい、回復に努めないと頭も体も動かせない。
そんな生活が始まるとは、入社前は全く想像していませんでした。
Nくんとの2回のデートは、この飲食店に就任する前の話。
有休消化中、退職日待ちで暇を持て余していました。
今思えばNくんは、色々な場面でのタイミングが本当に良い。
恋愛遍歴編の次回は、急に忙しくなってしまった女と、それでも待つ男のことを書きたいと思っています。