Nくんとしてしまった翌日は、東京から遊びに来た友人達と鹿児島観光の予定でした。
ひどい二日酔いだけど、頑張って車を運転してアテンドします。
久々に会う女友達2人、車の中では話が弾んで止まらない。
私もKさんの話(パパ活の部分は伏せて)や、前日Nくんと飲んで二日酔いのこと(やったことはさすがに言えなかった)を話しました。
友達にも言えないことをしている…その自覚はもちろんあります。
いくら仲がいいとは言え、実態を言ったら引かれてしまう。
数少ない大事な友達を失いたくない…その思いから真実は話せません。
二人の話を聞いた友達たちは、挙ってNくん推しでした笑。
既婚者のKさんより独身のNくんの方が問題がないし、私の話の内容からNくんの方が合いそうと思ったようです。
友達の意見って、割と的を得てることが多い気がします。
私以上に私の性質をわかっている二人。
Nくんかぁ…と頭の中で考える。
飲み過ぎたし、やっちゃったし…でもパパ活じゃないからすごく楽で楽しかった。
優しいし、顔はあまりタイプではないけど背が高いのは魅力的。
でも今の私はパパ活女。
普通の彼氏なんて望める身分ではありません。
Nくんがどう思ってるかはわからない。
ただ、なぜ昨日「する」ことになったのか?それだけは聞きたい。
昨晩帰宅したNくんから「家に着いた」ラインが来てたので、反省を込めて謝罪のラインを朝送った私。
気になるNくんの反応は、普段と何も変わらない冗談混じりの内容だった。
「記憶がないから聞くのが怖いけど、昨日の状況を教えてほしい…夜電話してもいい?」
と聞くと、「全然OKですよ」とのこと。
知りたいような知りたくないような…でも曖昧のままの方が怖い。
後で電話して確認しなくちゃ…。
友達たちと別れ、早速Nくんに電話をします。
まず朝早いNくんを引き留めたことを謝罪し、どうしてそうなったのかを聞いてみました。
居酒屋を出た記憶すらない私、恐る恐る真相を確認する…。
Nくん言わく、ワインを2本開けたところでお店を出たのが大体21時頃だったようです。
スタートが17:30だったので、結構長居したんだな…。
お店を出るまでの私は、全然酔っ払っているように見えなかったそう。
店を出た後、私が「ホテルで飲もう」と誘ったとのこと。
…誘ったのはやっぱり私だったか…
ホテルに着いて、私が元々持参していたワインをまたしても飲む2人。
シングルの部屋なので、ベットに座って飲んでいたらしい。
酔っ払いの私がNくんにもたれかかったのをきっかけに、ことが始まったそうです。
Nくんは一応初対面だから我慢してたけど、自分自身も酔ってたので私の行動により理性が働かなくなってしまったとのこと。
「だってまがりんさん、すごいエロい目で見てくるんだもん。」
そんな目をした記憶は全くないけど💦
ひとまず真相はわかったから安心したけど、原因はやっぱり私でした…。
恋愛遍歴編でゆくゆく描く予定ですが、私はそんな一面もある女です。
セックス好きではなくて、泥酔すると甘えたがりの癖があります。
最近はそこまで酔っ払うことがなかったので、そんな癖は姿を現してなかったのにな…。
ふとNくんはどう思ったのかな?と気になり、聞いてみた。
「本当はあまりしたくなかったけど、結果的にしてよかった笑 ただ、これで関係が変わっちゃうことは嫌だから、できれば今まで通りに連絡を取り合いたいし、また会いたいと思う。」
正直、どうゆう意味かよくわからなかった。
「ん?セフレ的な存在ってこと?」と私が聞くと、「違う違う!俺は今まで通り連絡したいし、またご飯やお酒も行きたいけど、まがりんさん今は彼氏なんて作れないって言ってたでしょ?」とのこと。
確かにそう、「パパ活してる間は彼氏なんて無理」ってNくんに言ったことがある。
「だから、まがりんさんが色々落ち着くまでは今まで通りでいたいと思ってる。今、白黒つけるのは違う気がするし、焦っても仕方ないから。まぁ次回会った時にしたくならない保証はないけどね笑」
うーん…つまり現状維持ってことね。
私からしても、それはありがたかった。
Nくんには何でも話せるし、私の腹黒い部分も知ってる。
毎日何往復かくだらないやり取りをラインしてる私たち。
今、Nくんとの連絡がなくなってしまうのは素直に寂しい。
「私もNくんとこのままでいたい。連絡は続けたいし、もしよければまた会いたい。酔っ払ってあまり覚えてないけど、すごく楽で楽しかったから。」と、Nくんに素直に今の気持ちを伝える。
Nくんは「良かった。じゃぁ次はいつにする?笑」と言ってくれた。
次に会う日を決めて、次はお互い酔っ払わないようにしようと約束をしました。
パパ活ではないNくん。
恋愛<お金の今の私には、あんまり会うメリットはないかもしれない。
頭ではわかってるけど、お金が絡まないからこそすごく楽なんです。
金銭的なメリットはないけど、精神的なメリットは多い。
だからまた会いたいと思ってしまう。
気をつけなきゃいけないことは、Nくんを好きになってしまうこと。
タイプじゃないからか、Kさんがいるからか、今のところ不安はない。
Nくんが私を好きになっちゃうことも心配だけど、さすがにパパ活女を好きになることはないだろう。
セックスしてしまったけど、できれば友達として今後も仲良くしていきたい。
次回はNくんとの2回目デート?の話です。